JBA

JBA

ニュース

RSS 一覧へ

【現地レポート】大会3日目 予選ラウンド最終戦 女子日本代表はオーストラリアに74-83で敗れ、今大会初黒星を喫するも、予選・グループBを2位通過で準々決勝へ -勢いをもたらす同級生トリオ-

2017年7月25日

 インド・バンガロールにて開催されている「FIBA女子アジアカップ2017」は3日目を迎え、「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは今大会から初参加となったオセアニア大陸のオーストラリアと対戦しました。

 FIBAランキング4位のオーストラリアは、昨年のリオデジャネイロオリンピックの予選ラウンドで接戦の末に敗れた相手。今大会にはリオデジャネイロオリンピックに出場した選手は4名。以前のオリンピックを含めば、5人がオリンピック経験者で、195cmの#14TOLO選手を筆頭に、ロスターの平均身長は183cmと、177cmの日本より高さで優位に立つチームです。

#1藤岡 麻菜美選手は2試合連続で二桁得点。オーストラリア戦は18得点、10アシストのダブルダブルを達成

#1藤岡 麻菜美選手は2試合連続で二桁得点。オーストラリア戦は18得点、10アシストのダブルダブルを達成

 そのオーストラリアの高さに、機動力の日本がどう対抗するかに注目が集まったこの一戦は、序盤から僅かにオーストラリアが先行します。しかし、日本も185cmのセンター#6大﨑 佑圭選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)がミドルシュートを沈めて応戦。何とかオーストラリアに食らいついていくと、第2ピリオドでは幾度となくオーストラリアに引き離されそうになりながらも、#1藤岡 麻菜美選手や#52宮澤 夕貴選手(ともにJX-ENEOSサンフラワーズ)らの奮起もあり、一歩も譲りません。前半残り1分16秒には#6大﨑選手のバスケットカウントで同点、オーストラリアを捉えたかに思われましたが、その後、立て続けにリバウンドから失点し、30-34の4点ビハインドで前半を終えます。

トム・ホーバスヘッドコーチが「アースはあれぐらいできる」と期待も高い#52宮澤 夕貴選手

トム・ホーバスヘッドコーチが「アースはあれぐらいできる」と期待も高い#52宮澤 夕貴選手

 後半、すぐに追いつきたい日本でしたが、先手を取ったのはまたしてもオーストラリア。落ち着いたパス回しから外角シュートを確率良く決め、日本に付け入る隙を与えません。それでも日本も激しいディフェンスから相手のミスを誘い、攻めては速い展開に持ち込むなど活路を見出そうとします。しかし、トム・ホーバスヘッドコーチが「第4ピリオドは小さいラインナップにしてアグレッシブなディフェンス、そこからのスティールを狙ったので(ディフェンスが)少しギャンブルになりましたが、それはしょうがない。そのときに相手に3Pシュートを(確率)良く決められました」と話すように、終盤になればなるほど決定力の高い3Pシュートを沈めたオーストラリアの前に、最後は74-83の9点差で敗れました。

力強いドライブが持ち味の#0長岡 萌映子選手。準々決勝以降の爆発にも期待

力強いドライブが持ち味の#0長岡 萌映子選手。準々決勝以降の爆発にも期待

 しかしこの試合、「ベンチメンバーが頑張ってくれました」とキャプテン#12吉田 亜沙美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)が言うように、負けはしたものの、ベンチメンバー、特に若手選手の奮闘が光った試合でもありました。
 中でも#8髙田 真希選手(デンソー アイリス)の復帰により、バックアップにまわった#52宮澤選手は、3Pシュート3本を含む19得点。そして、#52宮澤選手に次ぐ18得点を挙げたのが#1藤岡選手。この2人はJX−ENEOSでもチームメイトであり同級生。「ネオ(藤岡選手のコートネーム)と一緒に試合に出ると(動きが分かっていて)安心感があります」と、#52宮澤選手が言うように、試合では息の合ったプレイを見せていました。
 さらに、この2選手と同級生がもう一人、#0長岡 萌映子選手(トヨタ自動車 アンテロープス)です。今日の試合では「点をガンガン取りにいくことができませんでした」と反省しきりでしたが、今大会ではスターターとしてチームをけん引。2戦目の韓国戦では13得点と、勝利の立役者となった一人です。そしてこの3選手は、第1回となった8年前のFIBA ASIA U-16女子選手権大会の中心メンバーでもあります。アジアで準優勝となったチームは、翌年、FIBA U-17女子世界選手権に出場し、5位という好成績を残しました。そのときの主力3人が、今度はトップの日本代表でアジアNo.1を目指しているのです。「やっぱり2人とコートに一緒にいると心強いですね」と#1藤岡選手。#0長岡選手は、「今日はネオとアース(宮澤)の頑張りが大きかったです。私はスタートで出ている責任もあるのに、みんなを引っ張ることを今日は2人に任せてしまったので、次の試合からは率先してやっていきたいです」と、決意を新たにしていました。

 予選ラウンド全試合を終え、「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは2勝1敗、グループBを2位通過で決勝トーナメントに進みます。明日7月26日(水)は唯一の大会休息日。#0長岡選手をはじめ、会場を後にする選手たちの気持ちは既に決勝トーナメントに切り替わっていました。

 そして、明後日7月27日(木)の準々決勝の相手はグループA3位のチャイニーズ・タイペイに決定。3連覇に挑む「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは、相手がどこであれ、目の前の一戦一戦を全力で戦い、日本のバスケットを披露して勝利を掴みにいくのみです。

既に気持ちを切り替え、決勝トーナメントへ。アジア3連覇を目指す「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームの準々決勝の相手は、チャイニーズ・タイペイに決定!

既に気持ちを切り替え、決勝トーナメントへ。アジア3連覇を目指す「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームの準々決勝の相手は、チャイニーズ・タイペイに決定!

■FIBA女子アジアカップ2017 大会3日目

【試合結果】予選ラウンド第3戦(グループB)
7月25日(火) 13:15(日本時間 16:45)~
日本(2勝1敗) ● 74-83 ○ オーストラリア(3勝)
(15-14, 15-20, 20-25, 24-24)

▼BOXスコア
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/pbp_team?schedulekey=3407&period=18&site=2

▼ゲームレポート
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/report?schedulekey=3407&site=2

▼Live Stats
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/2507/Japan-Australia

トム・ホーバスヘッドコーチ

トム・ホーバスヘッドコーチ

【試合後コメント】
◆トム・ホーバス ヘッドコーチ

 前半は重い、ハーフコートゲームになり、相手のペースでした。最終的に試合には負けましたが、後半は最後まで日本のパワーを出したと思います。日本のチームは絶対にヘッドダウンをしません。残り2、3分を切ったところで、相手のシュートが落ちたのでチャンスもあったと思いますが、シュートを確率良く決めてきたので、そこは相手がすごかったと思います。

◆#52 宮澤 夕貴 選手 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
 オフェンスは3Pシュートやドライブなどが効いたので良かったと思いますが、ディフェンス面で簡単に自分のマークマンに打たれてしまったので、そこを次の試合で修正していきたいです。まだまだ自分のシュートが打てる場面があったので、しっかりと自分の役割を理解して(打てるところで)打っていきたいです。

■FIBA女子アジアカップ2017 大会4日目

【試合日程】準々決勝
7月27日(木) 17:45(日本時間 21:15)~
日本(B2位/2勝1敗) vs チャイニーズ・タイペイ(A3位/1勝2敗)

▼Live Stats
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/2707/Chinese-Taipei-Japan

▼テレビ放送 フジテレビONE TWO NEXT(CS放送)
http://otn.fujitv.co.jp/b_hp/917200134.html

▼動画配信 DAZN(ダ・ゾーン)
https://www.dazn.com/ja-JP

【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/



■FIBA女子アジアカップ2017 日本代表選手メンバー

ヘッドコーチ トム・ホーバス (JBA)

#0 長岡 萌映子 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#1 藤岡 麻菜美 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
#6 大﨑 佑圭 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
#7 水島 沙紀 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#8 髙田 真希 (デンソー アイリス)
#12 吉田 亜沙美 (JX-ENEOSサンフラワーズ) ※CAP
#13 町田 瑠唯 (富士通 レッドウェーブ)
#20 近藤 楓 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#22 河村 美幸 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
#30 馬瓜 エブリン (トヨタ自動車 アンテロープス)
#39 赤穂 さくら (デンソー アイリス)
#52 宮澤 夕貴 (JX-ENEOSサンフラワーズ)



■FIBA女子アジアカップ2017 大会概要

【開催期間】2017(H29)年7月23日(日)~7月29日(土)
【開催地】インド・バンガロール
【会 場】Kanteerava Indoor Stadium

【出場国】全15チーム
◎ディビジョンA:8チーム
[グループA]ニュージーランド、チャイニーズ・タイペイ、北朝鮮、中国
[グループB]韓国、フィリピン、日本、オーストラリア

◎ディビジョンB:7チーム
[グループA]スリランカ、インド、ウズベキスタン
[グループB]レバノン、シンガポール、カザフスタン、フィジー

【 FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018 出場枠】
ディビジョンAの上位4チームが、2018年にスペインで開催される「FIBAバスケットボール女子ワールドカップ2018」の出場権を獲得する。

【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/

【FIBA大会公式サイト】
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/

スケジュールSCHEDULE

7月23日(日) 13:15 TIPOFF
第1戦

フィリピン

55-106

日本

7月24日(月) 15:30 TIPOFF
第2戦

日本

70-56

韓国

7月25日(火) 13:15 TIPOFF
第3戦

日本

74-83

オーストラリア

7月27日(木) 17:45 TIPOFF
準々決勝

日本

73-54

チャイニーズ・タイペイ

7月28日(金) 17:45 TIPOFF
準決勝

中国

71-74

日本

7月29日(土) 20:00 TIPOFF
決勝

日本

74-73

オーストラリア

※時間=現地時間(日本時間 -3h30m)

LINE@でつながろう