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【現地レポート】大会2日目 予選ラウンド第2戦 女子日本代表は韓国に70-56で勝利 -ツーガードと点取り屋の復帰-

2017年7月24日

 インド・バンガロールにて開催されている「FIBA女子アジアカップ2017」は2日目。
 長年のライバル・韓国との一戦に挑んだ「AKATSUKI FIVE」女子日本代表チームは、出だしこそ韓国にリードを許す展開となりましたが、第2ピリオドの序盤で逆転すると、そのままリードを保ち、最後は70-56で勝利、大会2勝目を挙げました。

8アシストをマークした#12吉田 亜沙美選手

8アシストをマークした#12吉田 亜沙美選手

 試合は立ち上がり、韓国の195cmセンター#19パク・ジス選手のマークに付いた#6大﨑 佑圭選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)が、開始約2分でファウル2つ目を犯してベンチに下がったことも影響し、日本は第1ピリオド序盤にリードを許します。しかし、第1ピリオド中盤から、#12吉田 亜沙美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)と#13町田 瑠唯選手(富士通 レッドウェーブ)のツーガードにすると、「ツーガードのいいところはスピードだと思っているので、出たときにはそれを意識してやるようにしました」と、町田選手が言うように、オフェンスのテンポが速くなり、さらにはディフェンスでも激しさを増します。
 2点差に詰めて迎えた第2ピリオドでは、#13町田選手、#1藤岡 麻菜美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)のガードコンビで挑み、出だしに#1藤岡選手の連続得点で逆転に成功。#13町田選手も#22河村美幸選手(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)の速攻を演出するなど、ツーガードが自在にオフェンスを操り、韓国を揺さぶります。その後、#0長岡 萌映子選手(トヨタ自動車 アンテロープス)の活躍もあった日本は、ディフェンスでも失点が僅か7点と、終わってみれば17点のリードを奪って前半を終えました。

速い展開へと持ち込んだ#13町田 瑠唯選手

速い展開へと持ち込んだ#13町田 瑠唯選手

 後半に入っても主導権を韓国に渡さない日本。#20近藤 楓選手(トヨタ自動車 アンテロープス)の待望の3Pシュートも決まり、一時は点差を最大23点に広げます。しかし第4ピリオドには、意地を見せる韓国の前に「リバウンドを取られ過ぎた」(トム・ホーバスヘッドコーチ)と連続失点。それでも最後は#1藤岡選手のドライブからのシュートなどで悪い流れを断ち切った日本が、70-56と14点差をつけて2連勝を飾りました。

 この試合で光ったのは#12吉田選手、#13町田選手、#1藤岡選手と、重い展開を打ち破ったガードの3人。この3人のうち2人が同時にコートに立つ“ツーガード”はスピード十分。「お互いにガードなので、ここに走ったらパスが来るなとか同じ考えはあるかもしれません」と#1藤岡選手は言います。ですが、「ガード2人が出ているので、切り替えとかは速くなり、2ガードでプレイするのは楽しいですが、#20近藤や#7水島に頑張ってもらいたいと思っています」と#12吉田選手は、厳しい戦いが続く次戦以降を見据えて、フォワード陣のアウトサイドシュートにも期待を寄せています。

14得点、4アシストの活躍を見せた#1藤岡 麻菜美選手

14得点、4アシストの活躍を見せた#1藤岡 麻菜美選手

 その次戦はというと、予選ラウンド最終戦。リオデジャネイロオリンピックでは予選ラウンドで対戦し、6点差で惜敗したオーストラリアと対戦します。オーストラリアは今大会よりオセアニア大陸のチームも加わったことで、FIBA女子アジアカップ(前回まで名称はFIBA ASIA女子選手権)に初参加となった世界ランキング4位の強豪です。
 しかし今の日本には、アジアNo.1のスピードを誇るガード陣がいます。また、この韓国戦より、ここまで大事を取って休養していた得点源の#8髙田 真希選手(デンソー アイリス)が復帰。実戦からのブランクはありますが、試合では先制点を含む2連続得点。最終的には10得点を挙げ、「良かったと思います」と、トム・ホーバスヘッドコーチも及第点を与えました。#8髙田選手自身は「体力的な不安はありましたが、できたかなと思います。でも、当たりにまだ慣れていないと感じるので、そういった感覚を取り戻していきたいです」と、まだ満足のいくプレイとまではいかないようですが、何よりWリーグの得点王の復帰は非常にうれしいニュースです。

 大きな存在感を見せつけた“ツーガード”と点取り屋の復帰。これで本当にチーム全員が揃い、一丸となって、世界4位のオーストラリアに挑みます。

復帰戦は10得点、3リバウンドをマーク。ディフェンスでも貢献した#8髙田 真希選手

復帰戦は10得点、3リバウンドをマーク。ディフェンスでも貢献した#8髙田 真希選手

■FIBA女子アジアカップ2017 大会2日目

【試合結果】予選ラウンド第2戦(グループB)
7月24日(月) 15:30(日本時間 19:00)~
日本(2勝) ○ 70-56 ● 韓国(2敗)
(12-14, 26-7, 16-13, 16-22)

▼BOXスコア
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/pbp_team?schedulekey=3403&period=18&site=2

▼ゲームレポート
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/report?schedulekey=3403&site=2

▼Live Stats
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/2407/Japan-Korea

【試合後コメント】
◆トム・ホーバス ヘッドコーチ

 今日のゲームは、出だしがあまり良くなかったですが、その後は落ち着いてプレイし、良いバスケットボールができたと思います。
 明日のオーストラリア戦でもいつもと変わらず、ディフェンスから走る。そこから自分たちのペースに持ち込んでいきたいです。

◆#8 髙田 真希 選手(デンソー アイリス)
 結果として勝ちましたが、(個人として)まだまだもっとできるし、こんな感じではないなと思います。試合をしていく中で何かを掴んだり、感覚が戻ってくると思うので、まずは今できることをしっかりやっていきたいと思います。

トム・ホーバス ヘッドコーチ

トム・ホーバス ヘッドコーチ

■FIBA女子アジアカップ2017 大会3日目

【試合日程】予選ラウンド第3戦(グループB)
7月25日(火) 13:15(日本時間 16:45)~
日本(2勝) vs オーストラリア(2勝)

▼Live Stats
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/2507/Japan-Australia

▼テレビ放送 フジテレビONE TWO NEXT(CS放送)
http://otn.fujitv.co.jp/b_hp/917200134.html

▼動画配信 DAZN(ダ・ゾーン)
https://www.dazn.com/ja-JP

【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/



■FIBA女子アジアカップ2017 日本代表選手メンバー

ヘッドコーチ トム・ホーバス (JBA)

#0 長岡 萌映子 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#1 藤岡 麻菜美 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
#6 大﨑 佑圭 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
#7 水島 沙紀 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#8 髙田 真希 (デンソー アイリス)
#12 吉田 亜沙美 (JX-ENEOSサンフラワーズ) ※CAP
#13 町田 瑠唯 (富士通 レッドウェーブ)
#20 近藤 楓 (トヨタ自動車 アンテロープス)
#22 河村 美幸 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
#30 馬瓜 エブリン (トヨタ自動車 アンテロープス)
#39 赤穂 さくら (デンソー アイリス)
#52 宮澤 夕貴 (JX-ENEOSサンフラワーズ)



■FIBA女子アジアカップ2017 大会概要

【開催期間】2017(H29)年7月23日(日)~7月29日(土)
【開催地】インド・バンガロール
【会 場】Kanteerava Indoor Stadium

【出場国】全15チーム
◎ディビジョンA:8チーム
[グループA]ニュージーランド、チャイニーズ・タイペイ、北朝鮮、中国
[グループB]韓国、フィリピン、日本、オーストラリア

◎ディビジョンB:7チーム
[グループA]スリランカ、インド、ウズベキスタン
[グループB]レバノン、シンガポール、カザフスタン、フィジー

【 FIBA女子バスケットボールワールドカップ2018 出場枠】
ディビジョンAの上位4チームが、2018年にスペインで開催される「FIBAバスケットボール女子ワールドカップ2018」の出場権を獲得する。

【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-women.japanbasketball.jp/

【FIBA大会公式サイト】
http://www.fiba.com/womensasiacup/2017/

スケジュールSCHEDULE

7月23日(日) 13:15 TIPOFF
第1戦

フィリピン

55-106

日本

7月24日(月) 15:30 TIPOFF
第2戦

日本

70-56

韓国

7月25日(火) 13:15 TIPOFF
第3戦

日本

74-83

オーストラリア

7月27日(木) 17:45 TIPOFF
準々決勝

日本

73-54

チャイニーズ・タイペイ

7月28日(金) 17:45 TIPOFF
準決勝

中国

71-74

日本

7月29日(土) 20:00 TIPOFF
決勝

日本

74-73

オーストラリア

※時間=現地時間(日本時間 -3h30m)

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